2026年4月中旬晴れ→午後から強風。走行距離約33km。9:00スタート。気温11℃。日中は20℃くらい。スタート時は最高のサイクリング日和。帰りは荒川恒例の強い風!
今回のクルリングは、カラダに優しくて美味しいものをいただきながら、身近な草花に目を向けるきっかけをもらったり、荒川を走るなら一度は訪れたいあの牧場でも自転車でのつながりを感じられたサイクリングだった。
よく見かける雑草が今日からお宝に。色とりどりの春の花🌷田植え前の田んぼが美しい✨春サイクリング🌸
KURU ~ 菜の花迷路 ~ 名前のない店 ~ 榎本牧場 ~ KURU
クルリングコース9 ◀◀◀今回のコースがご覧になれます

~自転車でつながる人と地域と~ 2022年7月16日にオープンしたKURUを拠点にサイクリング。
KURUring(クルリング)と名付け、埼玉周辺の季節や風景、風を感じられるコースを地元のサイクリストの方に教えていただきながら、美味しいものを食べたり、地域の方々とコミュニケーションをとったりしながらのんびり楽しくサイクリングしていきます。
KURUから右岸を北上。治水橋を右折し荒川を渡り、大宮けんぽグラウンド方面へ下る。メタセコイア並木が美しい。グラウンドを過ぎて右折し橋をくぐり抜け、しばらく真っすぐ北上。


途中、上江橋あたりまできて横道にそれると、田んぼがたくさんある。田植え前や稲穂が伸びる前にしか見られない貴重な光景が広がる。ルートの外に出ても楽しい。


ルートに戻り一路、さいたま武蔵丘陵森林公園自転車道線へ。今回は2つの橋の下をくぐる。上江橋、開平橋の下をくぐり、県央ふれあいんぐロードに沿って進む。
シュッ、シュッと何か聞こえる。なんとアーチェリーを練習している方がいる。的の中央に次々と矢が命中していく。とっても上手。My練習場なのかな。


榎本牧場さんが手がける牧場裏のお花畑、「菜の花迷路」に立ち寄る。訪れた時期はもう菜の花はなくネモフィラやストロベリーキャンドルが咲き始めていた。ネモフィラの薄いブルーがキレイ。そのうち一面がブルーになるのだろうな。ストロベリーキャンドルは名前の通りのお花だ。いちごにも見えるし、キャンドルにも見える!



菜の花は、一人5本まで摘んでもいいみたいで袋まで置いてくれていた。なんと細やかな心遣い。

普通の道も近くの方が手入れをしているお陰か、鮮やかなピンク色の芝桜が咲いている。春は色とりどりの花に出会うことができる。花から元気をもらえる。

榎本牧場さんを通りすぎて5分ほどすると「名前のない店」さんに到着。


ここは、野草を使った創作薬膳料理のお店。入るとカラフルな瓶、奥には乾燥した野草が並んでいる。


出てくるお水も普通じゃない。ミントのフレーバーウォーター。

店内には過去にお店が掲載された新聞が貼られている。気になっていたお店の名前の由来も書いてある。今から20年ほど前は移動販売車でタイニーカフェという名前でお店をやっていたそう。店舗を構えてお店も大きくなったのでタイニー(小さい)ではないので店名変更。候補の中から絞れずに「名前のない店」になったと。お母様の病気をきっかけに漢方を学び、今ではそのお母様が無農薬で栽培した野菜をふんだんに使って「体にいいものでおいしいものは人を幸せにする」という信念をもってお店を営んでいる。


ランチが来る前に漢方シナモンジンジャーエールをオーダー。美しい色に目が奪われる。ジンジャーと丁子(チョウジ)他にもいろいろ入っている。クラフトコーラのような感じもする。とっても美味しい。


味変で自家製の陳皮を入れると爽やかに。あとで調べるとジンジャーにも丁子ともに身体を温める効果があるようだ。


オーナーさんの計らいでビーツ塩を持ってきてくださった!これをいれるとまた爽やかな甘みになる。変化するのが面白い。ビーツは血流改善によるアンチエイジングに有効らしい。

ラッコのストローホルダーがあまりにも可愛くて。ランチが来るまでいろんな角度で写真撮影を楽しんだ。笑



食べる前にこれから出てくるお料理についてオーナーさんがいろいろ説明してくれる。まるでアトラクションに参加しているかのよう。その話にどんどん引き込まれる。それにしても情報の量が半端ない。
まず、季節の食前酢。食後の血糖値の上昇を緩やかにする作用があるとのこと。まず1/3を口に含み15秒くらい、梅干を食べた時のようなキューっとする感じになるまで飲み込まずに我慢。すると口の奥が刺激され唾液が多く分泌される。3回くらいに分けて少しずつ飲むと唾液がでて消化にいいようだ。

今日のランチは一つのお膳に20種類ほどのお惣菜やデザートそして汁物とご飯が並んでいる。圧巻!それ以外にメインを肉か魚から1つ選ぶ。かなりのボリュームに嬉しさ爆発。

オーナーさんにはたくさん説明をしていただいたけれど、覚えられなかった・・・。(インターネットや後日調達した野草の本でそれぞれの野草の効能を調べたり補足しつつオーナーさんの言葉を思い出しながらブログを書いています)
松の葉の炊き込みご飯。松の葉には血液をきれいにし、抗酸化作用があってアンチエイジングにもってこいらしい。

自家製の納豆。なんと、藁の代わりにネコジャラシで作った納豆だそう。刻んだウコンも入っている!めちゃくちゃ美味しかった!!なんとも、まろやかな納豆。また食べたい。ネコジャラシも利尿作用デトックス効果があるみたい。
ネコジャラシの穂の部分でコーヒーを作ることもできたり、炊き込みご飯にしても美味しいとのこと。


オーナーさんがキレイな自家製の紫色の塩を持ってきてくれた。なんと、ツユクサ・・・!!豆腐にツユクサ塩をかけてくれた。ツユクサは体の熱を冷まし、血の巡りをよくするなど、抗酸化作用があるらしい。


スギナのふりかけ。スギナもデトックス効果があるようだ。その昔は利尿剤として使われてきたみたい。


私はメインディッシュにお魚をチョイス。軽く揚げてあってとっても美味しい。ソースに野草が入っている。ちなみにお肉の方は。


最後にヨーグルト、麦麹のドリンク、ホットコーヒー。
ヨーグルトの上にはタンポポの花のジャム。ヨーグルト、麦麹ドリンクの順番で食べることで、麹菌を腸まで届けるようにと工夫されている。

中座し、トイレに入ると自身の体調管理に一役買う掲示物が!!日頃の変化。体が発するサインを見逃さないようにして気を付けよう。


ヘルシーな薬膳料理にもかかわらず本当にお腹いっぱい。大満足!幸せ。
今日の薬膳は主に身体の巡りを良くして、デトックスさせてくれることが期待できるお料理。
明日の良き体調につながっていく食べ物を摂ることはとても大事なことと改めて思う。
お店を出ると、なんとオーナーさんが店前にある井戸水を出して待っていてくれた!!貴重な井戸水で手を洗わせていただいた。手動の井戸がとっても懐かしい。オーナーさんと記念撮影。


そしてお庭で育てている野草たちの紹介もしてくれた。
『これが貧乏草。これも食べられるのよ』と教えてくれた。蕾の花を湯がいたりして食べる。柔らかい部分の茎も食べられるらしい。菊のような味がするんだって。



これはキュウリ草。どうぞと差し出してくれた。ほんとだ!食べてみるとキュウリの青い味がした。

これはカラスノエンドウ。お米に入れて炊くと美味しいと教えてくれた。季節になるとカラスノエンドウの炊き込みご飯を出すこともあるとか。

これはドクダミ。薄緑色の若い、柔らかいドクダミはサラダに入れたりして、美味しく食べられると教えてくれた。そういえば、今日のランチのサラダにも入っていた。

いろいろ教えていただきありがとうございました。体にいいものを美味しくいただけて幸せです。また食べに伺います!
さあ、この付近に来たからには・・・お腹いっぱいでも行っちゃうよね。




ランチを食べたばかりだけれど「榎本牧場」さんで美味しいジェラートをいただきましょう。デザートは別腹。私はダブルでヘーゼルナッツとプラリネをチョイス。ウシさんに乗っていただきます。やっぱり美味しい。


もうすぐ赤ちゃんが生まれるウシさんやきょとんとしたモルモットさんにも会えた。


帰ろうと出発したところでKURUの常連さんと遭遇。うわぁ、ここで会えるなんて。記念写真をパチリ。またKURUでお会いしましょう。

身体も心も大満足。予報通り風も出てきた。来た道を戻る。
土手上の菜の花はもう終わったけれどここ辺りではまだ咲いている。黄色い花にも元気をもらって。



帰り道、あちらこちらに貧乏草。これ食べられる!この紫の花はカラスノエンドウかな?と発見がある。あっ、ネコジャラシ!納豆おいしかったなぁ。今日からただの雑草ではなくなった。
今日の出会いでいつも見過ごしてしまうものがお宝に変った。

そして自転車の距離感の素晴らしさも改めて感じる一日だった。
人がエンジンの自転車だと、移動距離からしても、人と出会い、再会する可能性が高いと感じる。自転車は縁を繋いでいくんだ。。。と、静かな感動がじわーっと心に満ちている。

どんな季節もどんな場所も自転車で走ると特別なものになる。
これからもKURUを起点にして埼玉周辺の魅力を感じていきたいと思った。

KURUから
ちょこっと冒険、くるっとそこまで。
地域の魅力発見。
KURUringこれからも、少しずつ広げていきたいです。
筆者 Miki
協力 Shin
撮影 kuu
クルリング立ち寄り処
名前のない店(KURUから18km)※HPが開きます
埼玉県上尾市畔吉899-2 ★予約がおすすめです★
榎本牧場(KURUから18km)※Instagramが開きます ※HPが開きます ※Xが開きます
埼玉県上尾市畔吉736-1
(あとがき)
「名前のない店」さんのスタッフさんが、食事が終わった頃に『今日はどのような集まりで自転車に乗ってきてくれたのですか?』と話しかけてくれた。それをきっかけにKURUのこと、ブログのことをお話すると・・・なんとその方はブロンプトン乗りさんで旦那さんと一緒に以前KURUに来てくださったことがあったと教えてくれた。なんとなく目が見たことがあるような・・・と思ってましたと・・・そんな感覚の謎が解けてみんな笑顔。実はもうすでに繋がっていた。お店をお尋ねした次の週末に旦那さんがブロンプトンでKURUに来てくださった!早速再び繋いでくださりありがとうございます。

再び「名前のないお店」さんに訪れた時、食前酢はカシス酢になっていたり、総菜やメインが変わっていた。何度行っても飽きない、オーナーさんの心遣いを感じた。



「名前のない店」さんのオーナーさんの影響で家に着いてから早速、野草の本を取り寄せて身近な雑草を見て楽しんでいる。
人も植物も動物も物も・・・みんな、誰かの何かの役に立ったり、役割を持って生まれてきているんだな。深い。。。


